昨日、チチオヤがお稽古を早めに切り上げてウチに帰って寝込んでいた。
目が回るらしい。

今朝もなんだか具合が悪そう、元気がない。

ワタシはワタシで隣の部屋でお稽古を始めていてあまりかまっていなかったけど、夕方足にも力が入らないと言い出し、チチオヤの方の生徒さんもワタシが引き受け、一日のお稽古を終らせる。
もう21時まわっていた。

いきなりワタシを呼び出し、何の話をするかと思ったら、「何かあったらお金はここにある」から始まり、来月末に予定しているお免状伝達式の難しい漢字の読み上げ方、お免状の判の押し方、いろいろな算段だった。
それを言いながら「おれ、死ぬみたいだな」と笑っていたが、今まで休みという休みがなかったチチオヤ。休もうとしなかったチチオヤが明日自分から病院へ行くと言い出したものだからきっとこれはまずいかも。と彼なりに危機感を感じているのだろう。

前から人間ドッグへ行け行け!と口うるさくワタシが言っていたけど、俺の肺は真っ白だと20年も前に受けた人間ドッグの結果を自慢して話しにならなかったけど、ようやく60も過ぎて重い腰が上がったらしい。

明日はワタシが変わりに一日お稽古する。

もうそろそろ自宅でのレッスン以外の仕事はワタシがバトンタッチしたほうがいいのかな。

カレが代わってくれ、と言うまではワタシはでしゃばらないほうがいいと思っていたけど。