やめる人、復帰するする人。新しい人。

今日一日で3人の生徒さんの展開があり、どっと疲れる。

お稽古ではいつか「やめます」という人が必ず出る。家の事情、結婚、出産、転職、介護、進学、理由は様々だけど、理由はなんであれ「やめることになりました」といわれるのは、教えてるほうとしてはやっぱり寂しい。
やめます、といって来た生徒さんはうちでは長い方で、事情は最後まで言わなかった。ワタシもこういうときは突っ込んだ話はしないようにしている。人には言いたくないこともあるだろう。
でも、どちらかというと、ワタシ・・・なんかしたかなぁ・・・ということが頭に浮かぶ。
それでも生徒さんに恨まれるようなことは一切していないし、不満をもたれるようなことも決してしていないと誓えるので、何か他に事情がおありなんだろうなぁ・・・という答えに落ち着くのだが、やっぱり寂しいもの。
他の生徒さんもこの方が辞めるということを、生徒さん同士のメールで「やめるんだって?!」「え?!本当?!」みたいな話しになっていたらしく、ある生徒さんに○○さん、やめるって聞きましたけど、本当ですか?と生徒さんに尋ねられてしまった。ただただ凹む。

そんな中、大学院の勉強を終えたと3ヶ月院試に集中したいからとお休みしていた大学生が復帰。張り切り過ぎてしまったのか、3時間もレッスンの時間を間違えて早く来てしまい、他の生徒さんと重なってしまう。

新しくお三味線を習いたいという控えめな感じの女の方からお電話を頂く。声で行くと60代〜70代だろうか。

「レッスンは月何回あるのですか?」

「週1回で月4回です」

「え???!!!!毎週あるのですか???!!!しかも月4回???」←かなり驚かれていて。

(普通だと思います、多分。。)

などなどお月謝の話や楽器のこと。丁寧に教える。電話は初めて我が教室に掛けてきてくださっているその方との唯一の繋がっている手段。
印象もあるだろう、勧誘っぽくなっては嫌だし、習う習わないは別として、一度楽器を触りにいらしてください♪とさわやかに受け答えした。
明日、来てくれるだろうか。。。願うばかりだ。