今週のお題「友だち」


友だちって少ない。と思いながら、最近「友だち」って使わなくなったなーとか振り返る。

「仲間」そう、ワタシにとっては仲間という関係が今の環境かも知れない。

小学生の時はワタシタチの頃は「いじめ」とかなんていうのかな・・・「仲間はずれ」というのがどうしてだか順番にまわってきて。昨日まで一緒にいた子が今日になって無視するみたいなのがあった。それが理由なのかわからないけど、いつも自分にその番が回ってこない様にボス的存在にくっついていたような貧弱なムスメだったような気がする。
それなのにもっと恐ろしい環境の中高一貫教育の女子高に身を置くことになった一番の若人時代。
6年間も同じメンバーでいる中で、この6年は大きくて、むしろ女子高のこの時代が一番自分をはっきりさせた時間だったのかもしれない。


「面倒な子とは始めから付き合わない」


いじめられるとか、いじめ側になるとか、そんな心配は始めからなくて、むしろ女子高の中身はみな考え方が変に大人で、道を逸れる様なことをした同じクラスの子には冷たい目で見ていたような感じだった。
あからさまに他人の意見に同調しない。かといって目立つような反対もしない。
責任は自分にあるんだから、みたいにいつもみな毅然としていた。
当然、クラスの中のグループというのもたくさんあり、当然のことながらひとつのグループの人数も少人数だった。

そのせいだよな。大人になった今でも腹を割って話せる友達って、300人もいた中でたったの2人だ。

大人になった今は「仲間」といういい距離感を保てる環境をパートナーと出合って得ることが出来ている。
自転車仲間。パートナーに連れられ入ったその輪には同じように連れて来られた女子がいて、みな確実に互いに結婚し、彼女と言う立場から妻になっている。そして家族という枠組みがそれぞれ確立されている。
何かあるとすぐに集まれる、共通のするものを持っていられるこの「仲間」とは、「友だち」以上のものなのかも知れない。