出合ったその日

結婚してしまえば、もう付き合ったその日、とか考えなくなってしまうもの。
我が家の場合、出合った日。
「今日は何の日かわかる?」そう聞かれて「・・・」だったワタシ。

あぁ。そうだった。そうなのですよ。去年も聞かれてその前も聞かれて、いつかは「出合った日でしょ♪」とか普通にさらりと言えた時もあったんだけど、あまりにその日が早すぎて今日も答える前に一瞬「・・・」だった。
出合った日。とか結構パートナーは大切にしてくれていて、それはそれでオンナとしては嬉しいものなのだけれど、本当によく覚えているなぁ〜と感心する。

「で、出合った日だからとか言ってプレゼントとかあったりしちゃうわけ?!」と聞いてみたら、「ない。」とあっさり返された。あっそぉ・・・

我が家の場合、出合ったとか言う前に、小学校の同級生というところが思い返せばこっ恥ずかしい。
ワタシは学級委員でパートナーは「ポン太!」とよく叱られていた男の子のひとりだった。
その時の担任の先生がとってもいい先生だったんだけど、叱る時の口癖で「あんぽんたん」の略で「ポン太!」と喝を入れる先生だったのだ。
何が原因で叱られていたのかは覚えていないが、よくもここまでステキな男性に育ったものだと感心する。←ちょっと大げさ。
今となってはなんで一緒になったのか不思議なのだけれど、小学生だったあの時、自分たちが結婚するなんて想像もしていなかったよねぇ〜って必ず酔うと話題に上る我が家。
だから出合ったその日って大切なんだよ。とパートナーは誇らしげに言う。
本当にそうなのかも知れない。