若者よ!それでいいのか!

高校はすっかり夏休み。熱い夏休み。大会に向けて!

と言いたいところだけど、2人の1年生がすでにやめたいモードに入っている。

難しい曲なのは教えるワタシがイチバンわかっていることで、「これ弾けるかなぁ・・・」と不安で仕方がなかったけどワタシがこんなでどーする!と自分の奮い立たせセイトタチには「絶対に弾けるようにしてあげるから!」と豪語しスタートした練習だったのだが。

でも見ていると本当に感心するのが2年生、たった1年でこの差。オロオロする1年生を横目にワタシの言っていることを瞬時に理解し、弾ける。もともとソロの曲を10人で弾こうとしていること自体大変なことなのだが、このソロが難しいのだ。

最近思う。感じる。耐えることが出来なくなって来ている様な気がする。自分のことしか考えてない様な気がする。
大変と思うのは自分だけか?他のみんなもそう思っているかもしれないけど頑張ってんじゃん!
弾けない。ってなぜ思う?その前に弾けるようにってなぜ思わない?
教えるワタシよりも先に教わるほうが匙を投げてもいいのか?そんなでどうする、若者よ。



こういうとき、伝統って大変と思う。やめたい、という子のためにレベルを下げることはワタシにはできないのだ。
大会もやめて、ただ学校の中で弾こうか。とも考えたけれどまだまだやれると思うことがいけないことなのか。
こういうとき伝統と自分の無意味のように思えるプライドに押しつぶされそうになる。